脳に刻み込む!商品を覚えてもらう秘訣とは?
※この投票はケータイゴングニュースレターより2007年2月6?13日の間に投票された結果です。
さて、皆さんの記憶法は多数派でしたか?
ちなみに私は暗記カードを作ったは良いがそれだけで満足してしまって結局覚えきれないという人でした。
覚える、記憶するという言葉は、広告やイベント業界でもキーワードです。
人間は外部から入ってきた情報をどのように記憶するのでしょうか?
人間の脳が行う記憶のプロセスはコンピュータと似ており、視覚や聴覚から入ってきた刺激を脳が情報として「符号化」し「蓄積」されたあと、必要なときに「検索」されます。
では顧客に効率よくアピールしたい商品やサービスを記憶してもらう場合はどうすれば良いでしょうか?
多くの人に対して情報を送ることについてはATLすなわちマス4媒体での告知活動が強力に効果を発揮するでしょう。
しかし、一人に対してどれだけ強い記憶として残させるかという観点に立つとBTLメディアが有利になってきます。脳には繰り返し検索される記憶は時間がたっても残りやすく、思い出しやすいという性質があるからです。
顧客と直接接触し、繰り返し情報を与えることが出来るのはBTLメディアの強みといえるでしょう。
さらに、記憶には記憶した時の「楽しかった」や「寂しかった」などの感情を一緒に関連付けて覚えるという「エピソード記憶」と呼ばれる記憶があります。
WEBサイトでの宣伝活動で動画や参加型コンテンツが多いのも、情報だけを与えるのではなく、エピソード記憶として覚えてもらう事を狙っているわけですね。
「エピソード記憶」として残すには一方的な告知ではなく、ある種の「やり取り」が情報の送り手と受け手の間に成立することが必要です。
これは「コミュニケーションする」と言い換えることが出来るかもしれません。
何かの刺激に対して、記憶し、考え、反応し、結果に対して感情を抱く
一連の行為の中で前述の記憶のプロセスを何回も繰り返すことがわかります。
例えばケータイゴングのクイズボードでPRしたい商品についての問題を出題したとします。
・最初にPR用のチラシや宣伝文句などを目にしたり、聞いたりして記憶します。
・その後クイズが出題されたとき、脳では先ほどの記憶が検索され思い出されます。
・思い出した記憶に沿って、選択肢を選びボタンを押します。
・正解が発表されると、嬉しい・悔しいなど感情を抱くと同時に、再び情報として脳に蓄積されます。
・そのプロセス自体が「楽しかった思い出」としてエピソード記憶として残ります。
・その後友人と会ったときには、「口コミ」といった強力な宣伝効果も期待できます。
繰り返し、体験として記憶することで強く長く記憶にとどめておくことが出来るのです。
もう一つだけ記憶について面白いデータがあります。
思い出の6:3:1という説です。
誰しも楽しい思い出が有れば辛い思い出もあります。
しかし、あらゆる世代で思い出について調査すると
楽しい思い出が6割、中間的な思い出が3割、辛い思い出が1割となるそうです。
辛い思いでは時が経てば忘れて楽しい思い出が残るというわけです。
つまり人は楽しいことをより鮮明に長期間覚えている傾向にあるわけです。
何かを伝えるとき「楽しかった」「面白かった」という思い出にすればより長く強く覚えてくれるということです。
BTLの現場で接触できるお客様にいかに商品を印象付けることが出来るのか。
それはお客様にとってどれほど有意義な時間であったか、楽しい時間であったかが答えとなるのではないでしょうか。
参考出典
心理学 総合案内 こころの散歩道<http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/>
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』<http://ja.wikipedia.org/>


















